UNIX/Linuxのコマンドを確認して実際に操作をしてみましょう。
trコマンド
コマンド名 | 機能 |
tr | 標準入力から読み取った文字列を変換したり、 削除したりする |
オプション | |
tr [オプション] [文字列1 [文字列2]] 【オプション】-d 文字列1でマッチした文字列を削除する 【オプション】-s 連続するパターン文字列を1文字として処理する 【オプション】[:alpha:] 英字 【オプション】[:lower:] 英小文字 【オプション】[:upper:] 英大文字 【オプション】[:digit:] 数字 【オプション】[:alnum:] 英数字 【オプション】[:space:] スペース |
sortコマンド
コマンド名 | 機能 |
sort | 行単位でファイルの内容をソートする |
オプション | |
sort [オプション] [+開始位置 [-終了位置]] [ファイル名] 【オプション】-b 行頭の空白は無視する 【オプション】-f 大文字小文字の区別を無視する 【オプション】-r 降順にソートする 【オプション】-n 数字を文字ではなく数値として処理する |
splitコマンド
コマンド名 | 機能 |
split | 指定されたサイズでファイルを分割する |
オプション | |
split [オプション] [入力ファイル名 [出力ファイル名]] 【オプション】-行数 入力ファイルを指定された行ごとに分割 |
uniqコマンド
コマンド名 | 機能 |
uniq | 入力されたテキストストリームの中で重複している行を調べて、重複行は1行にまとめて出力する |
オプション | |
uniq [オプション] [入力ファイル名 [出力ファイル]] 【オプション】-d 重複している行のみ出力する 【オプション】-u 重複していない行のみ出力する (デフォルト) 入力されるテキストストリームはソートされている必要があるため、 sortコマンドをパイプで組み合わせて使用する |
prコマンド
コマンド名 | 機能 |
pr | ファイルの書式を整える |
オプション | |
pr [オプション] [ファイル名] 【オプション】+開始ページ[:終了ページ] 開始ページや終了ページを指定する 【オプション】-h ヘッダー文字列 ヘッダーに表示されるファイル名を指定した文字に変更する 【オプション】-l ページ長 ヘッダーとフッターを含めたページの長さを行数で指定する |
expandコマンド
コマンド名 | 機能 |
expand | テキストファイルの中にあるタブをスペースに変換する |
オプション | |
expand [オプション] [ファイル名] 【オプション】-i 行頭のタブのみ変換する 【オプション】-t タブ幅 タブ幅を設定する(デフォルトは8桁) |